1. 野島康三について
野島 康三(のじま やすぞう 1889年2月12日-1964年8月14日)は、日本の戦前期を代表する写真家のひとり。美術に対する積極的なディレッタントとしても有名。
写真作品は、初期のピクトリアリスムの絵画的な作品から、当時の流行に合わせてストレートな表現に移行した。ピクトリアスムの頃のポートレート等が現在も評価されている。
野島康三のネガからガムプリントを作る
野島康三(1889-1964)が「芸術写真」の時代に手がけたガムプリント(ゴム印画)は、同時代においても、そしてその後この技法が用いられなくなってから現在に至るまで、写真史上に類を見ないほどの完成度に達しているものであった。
λανθάνομαι: 忘却について
私たちは本質的に歴史的存在でありながら、その当の歴史についてはほとんど何も覚えていない。 自分自身を規定している歴史について、忘れたことすら忘れているからだ。
平らな世界と近代/ the Flat Earth and the Modernity
とても重要なことを思い付いたと感じたとき、常に、たいていそれは言葉で説明しがたいことのように感じる。そして結局たいしたことはないと考え、忘れてしまう。 ともあれ、それならそれで構わないのだが、今日思いついたことを書き留めておく。