1月 2012

商業的に作られた映画で面白くないものはごくありふれているが、唾棄すべきだとまで思わされるものはさほどない。しかし、ラース・フォン・トリアーが監督した「ダンサー・イン・ザ・ダーク」はそうだった。これは映画史に唾し、人間を愚弄した映画だった。見終わった後、言葉通りに犯罪的だと感じた。