薬品について

 

鶏卵紙に使う薬品で入手に手続きが必要な試薬は硝酸銀だけだ。
硝酸銀は試薬メーカーから製品が出ているので、販売店から買うことができる。
試薬は原則として通信販売はできない。販売店に出向いて購入時に書類に捺印する必要がある。

最寄りの販売店はメーカーのサイトで検索できる。

 

硝酸銀

試薬メーカーの関東化学や和光純薬が製造販売している。販売店はメーカーのウェブサイトに載っている。販売店に連絡すると見積もり価格を教えてくれる。純度の高い「特級」ではなく、値段の安い「1級」で十分。 近年、薬品販売の管理が厳しくなったため郵送してもらえない。印鑑を持って販売店まで取りに行く必要がある。

ここ数年、銀価格が乱高下しているため、硝酸銀は時価で販売されている。そのため短期間で大きく価格が変わることがある。銀相場をチェックして安くなったときに購入することをおすすめする。

※2009年は5,000円台だった硝酸銀(1級)の価格が、2013年2月の時点では16,000円/100g。

 

 

 

定着液

硬膜処理しないタイプの白黒印画紙の定着液が使える。イルフォードの「ラピッドフィクサー」、中外写真薬品「マイフィクサー」など。TF-3などのアルカリ性の定着液は使用できない。
暗室用品の取り扱いのあるカメラ店で購入できる。郵送OK。チオ硫酸ナトリウム200gを水800ccに溶解した定着液も使用できる。

 

硝酸銀を溶解するための水。トラブルを避けるためには水道水使わない方が望ましい。
薬局で売っている「精製水」、または一部のスーパーで提供している逆浸透膜濾過水が良い。

 

スーパーで売っている普通の卵。
新鮮すぎるものは白身が硬くて扱いにくいので少し注意。

 

塩・酢

普通の食用のものでOK。 安定性に不安があるなら試薬を使うこともできる。塩は塩化アンモニウム、酢は酢酸28%溶液で置き換えられる。